新年度がスタートし、1カ月が経ちました。
例年だと新しい環境に慣れてきた子供たちの笑い声が響き始めている頃でしたが、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で静かな保育所となっております。子供や保護者の皆様の安全確保や感染拡大防止を図るための対応に、ご協力いただきありがとうございます。
特別保育期間が5月31日まで延長することとなりました。引き続き感染防止を徹底し、子供たちの命を守ることを最優先に取り組んでいきたいと思います。
行事予定
5月
11日(月) 身体計測
(2歳未満全児、2歳以上は5・11月生まれ)
避難訓練…予告なく行います。
6月
1日(月)身体計測
(2歳未満全児、2歳以上は、6・12月生まれ)
4日(木)虫歯予防デー(3・4・5歳児)
避難訓練…予告なく行います
※行事の変更がある時はお知らせさせていただきます。
※絵本の貸し出しは当面の間延期とさせていただきます。
<絵本紹介>
家で過ごす時間が長くなってきていると思います。この機会にお子さんを膝の上に座らせて、ゆっくり絵本の読み聞かせの時間をもってはどうでしょうか。お薦めの絵本を紹介します。ぜひ読んでみてくださいね。
『だいじょうぶだいじょうぶ』講談社
いとうひろし 作絵
おじいちゃんと僕が家の周りを毎日のんびり楽しんでいた散歩から新しい発見、出会い…だけではなく困ったことや怖いことにも出会い不安な気持ちになった時に、おじいちゃんが手を握って「だいじょうぶ だいじょうぶ」とおまじないのようにつぶやいて安心させてくれます。大人が読んでも心温かくなる一冊です。
『しろくまのそだてかた』飛鳥新社
うつみのりこ 著者
「子育てを通して、子供からもらえる幸せ」を感じることができ、親も素直なきもちになって、子供と笑い合う時間の大切さを再確認できる絵本です。
0歳児(もも組)
『くだもの ぱっくん』岩崎書店
真木文絵 作 石倉ヒロユキ 絵
いちごやバナナ、ぶどう、りんご、みかんなど子供の好きな果物や動物が出てきます。
ページをめくり、知っている果物や動物が出てくると、嬉しそうに声を出したり、絵本の中の絵を押さえたりして楽しんで見ています。大人も子供もほっこりする絵本です。
1歳児(ちゅうりっぷ組)
『きんぎょがにげた』福音館書店
五味太郎 作絵
きんぎょが一匹、金魚鉢からにげだした。
「どこににげた?」「おや、またにげた?」
ページをめくる度に、にげたきんぎょがいろんなところにかくれています。子供たちの大好きな絵探しの絵本。大人と一緒に絵を見ながら「きんぎょさんみーつけた」と一緒に「た!」と言い、指差しししながら楽しんでいます。
2歳児(たんぽぽ組)
『くだもの だもの』福音館書店
石津ちひろ 文 山村浩二 絵
身近な果物から少し珍しい果物まで、たくさんの果物が登場します。
子供が真似して口ずさめるリズミカルでテンポ良い言葉が満載で、大人も子供も楽しめます。
擬人化された果物たちの表情や動きも愉快な絵本です。
3歳児(すみれ組)
『おばけのてんぷら』ポプラ社
せなけいこ 作絵
くいしんぼうのうさぎのうーこが友達から借りた料理の本を見ながら買い物をして、天ぷら作りに挑戦。つまみぐいをしながら天ぷらを作っていくと良い匂いに惹かれてやってきたおばけも天ぷらにされてしまいます!おばけは食べられてしまうのか!?
親子で天ぷらを作りたくなるような美味しくて楽しい絵本です。
4歳(ばら組)
『こんとあき』 福音館書店
林明子 作
おばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみの「こん」を直してもらうために、あきはこんと一緒におばあちゃんの家に出かけます。
冒険の世界に引き込まれて、心ワクワク踊る作品です。
想像力が豊かになっていくこの時期にぜひ読んでほしい一冊です。
5歳児(ひまわり組)
『ごめんね ともだち』偕成社
内田麟太郎 作 降矢なな 絵
おおかみときつねが初めて大喧嘩をしてしまいます。大好きな友達と早く仲直りしたいのに、なかなか「ごめんね」の一言が言えません。勇気を出して言っちゃうとスッキリできるのに、その一言がなかなか言えない…。そして相手も同じように思っているのに、気持ちのすれ違いやタイミングが合わずにこじれてしまう。
誰もが経験したことのある感情が描かれていて子供も大人も共感して読むことができる一冊です。
どんな絵本が良いのかな?と悩んでしまいますよね。繰り返しの言葉を楽しめる・分かりやすいストーリー・絵が気にいった・年齢に沿った絵本など、選ぶポイントはそれぞれありますが、大好きなお父さん・お母さんに読んでもらう、それだけで子供にとっては至福の時間となり、絵本をきっと好きになってくれると思います。素敵な絵本に出会って楽しい時間をお過ごしください。
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